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2015年・新しい山の神が誕生した第91回箱根駅伝です・優勝は青山学院10時間49分27秒!

2016/01/03

ニューイヤー駅伝も良かったですよねー。
4区、設楽兄弟の戦い、最高でした。
箱根駅伝の選手たちが、けっこう出場していて、
なかなかおもしろかったです。
まだ録画が4区までしか見れてないのですが。

 

 

2日、3日、第91回箱根駅伝でした。
今年は設楽兄弟や柏原選手、大迫選手などが卒業して、
どうなんだろう?見ていておもしろいのかな?
と思っていましたが、しかし、
今年もたくさんの感動がありました。

2日の往路、ゲストに元東洋大、コニカミノルタの設楽啓太さん、
元日体大、hondaの服部将大さん。

選手とともに走る車がトヨタ提供で、
ノアやボクシーの新車がかっこよかったですよね。
タイヤはGY、グッドイヤーはわざと白文字のをはかせていました。
気づいていましたか?

 

今年はなんといっても、5区の山登り、
3代目山の神が誕生したことですよね。

 

三代目山の神になったのは、青山学院大学、神野大地選手。
まず、神野って名前がなんだかすごいですけども、
この神野選手、なんと高校入学の時まで女子に記録が負けていたようです。

陸上に向いていないのかな、そう思った時、高校の先生から、
「いかにこのあと練習を続けるかだぞ」そう言われて続けてきた選手です。
大学に入ったときには40kg無かったということですが、
ここまですごい選手にはそうそう誰でもはなれないと思います。
 

 

原監督が100%の自信を持って送り出した選手は、
小さいながら、風にも強く上りにも下りにも対応する選手。
5区、箱根湯本から函嶺洞門へ。函嶺洞門は今年から新しいバイパスを走るため、
今までの記録は参考記録となるので、神野選手の記録は新記録にはなりませんでしたが、
ほぼ新記録と言ってもいいような気がします。

 

5区、10.45kmの地点で抜きにかかりました。
身長165cm、体重は43kg。市販の服は大きく、
パンツはベルトで絞めてもぶかぶかになるといいます。

青学は3区では4位で通過していて、5区も2位で走っていました。
この距離、わかりますか?これを抜いたんですからすごいことですよ。

 

 

約43秒あらいていましたね。けっこうな距離ですが、
よくこれを抜いていったもんですよ。
駒沢は優勝候補と言われていましたからね。

 

神野選手のtwitterを見つけました

いよいよ明日、箱根駅伝です!本当に自分が5区山登りなんて信じられないけど小さな体でもやれるんだということを証明したいです!\(^_^)/...

往路優勝&区間賞、最高に嬉しいです! 正直、自分が一番びっくりしてます!...

 

 

東洋大の柏原選手の記録を実質塗り替えて、 一躍箱根のスターになってしまいましたね。  

 

なんと、廃部危機もあったようです。

 

 

 
青山学院は、下級生が早く記録を残すけど、
それでも上級生をうやまい、上級生は誇りをもって下級生に接して、
記録だけではなくつながりで、ほんとうに良いチームだと解説されていました。
 
往路5区、大平台での給水をしたのは、
去年全日本大学駅伝で区間賞を残した、4年生の川崎選手でした。
足の故障で診断の結果、箱根駅伝にぎりぎり間に合うかどうか、
決めるのが遅いとみんなに迷惑がかかるからと、
川崎選手の最後の箱根駅伝は、この5区の給水係ほんの数秒。
走る選手だけではなくみんなで戦う箱根駅伝なんだなと思いました。

  
往路優勝は青山学院大学、5時間23分58秒 神野大地選手の記録は、
1時間16分15秒、
東洋大、柏原選手の1時間16分39秒をはるかに上回る驚異的なタイムでした。

優勝候補と言われた駒大、馬場選手はまさかの低体温症で2位に。

 
3日、復路

ゲストは元駒沢大学、トヨタの窪田忍さん、
元明治大学、大阪ガスの廣瀬大貴さん。

 
往路で1位をとった青山学院が、そのまま最後まで走り抜けた復路。
他の大学の選手も、みんなそれぞれドラマを背負って、
自分の任された区間を、母校のタスキをつなげていきました。
 
7区、山梨の市谷選手は双子で、1500gで生まれたと言ってました。
昨日の青学の神野選手のように、高校までは女子に負けていたと言います。
左の眼にハンデがありながら、箱根駅伝の選手になれているのは素晴らしいなと思います。
 

 

 
8区を走っていた駒沢の大塚選手が、 高知県黒潮町の出身だというので応援しました。
高校は九州の高校だったんですね。
 
同じく8区を走っている注目の選手ですが、
2013年に往路8区を走って幻の区間賞をとった中央大学の永井選手。
5区で棄権となりタスキが途絶えたため、本記録より速かったにもかかわらず
幻の区間賞をとった永井選手は、今年同じ8区を走りました。
4年生の最後の箱根でした。
 
8区、9区で繰り上げスタートがありました。
8区、残り数秒での繰り上げが、拓殖大学と学生連合。
10区、鶴見中継所にならぶ5人のランナー、
日本大、神奈川大、創価大、拓殖大、学生連合。

日本大学の選手が入ってくる目の前を、ピストルの音とともに走りだす選手たち。
泣き崩れる日大の選手に「よくがんばったぞー!」と大きな声がかかりました。
 

良く耳にするのが、 「4年生、最初で最後の箱根を走ります!」
大学の4年間の中で、すべて出場できない選手もたくさんいるのです。
今回の青学の川崎選手のように、最後の出場は給水という選手、
2013年・第89回箱根駅伝で、その前の年17人抜きの快挙を見せた村澤選手も、
4年生の最後の箱根は2区15km地点のほんの10m、親友への給水でした。
 
父がこの箱根駅伝で白バイで先導していました、という白バイ隊員もいます。
箱根駅伝を先導したい、そういう思いで隊員になった警察官。
 
毎年楽しみにして、何時間も前から沿道に場所をとり応援するたくさんの人たち。
 
浪人してでもこの大学で箱根駅伝を走りたい、
早稲田10区の田口選手、同じく早稲田5区の山本選手は、
浪人してがんばって勉強し、受験して早稲田に入り、 見事選手になりました。  
 

 

 
ほんと、先導の白バイも、中継車も、監督の車も、 選手もみんな、かっこいいです。
今年もイケメン多かった。選手のカレンダー作ったら売れるんじゃないかなって思ったりします。
 
番外編ですが、こんなの見つけました。
【第91回箱根駅伝】今年もカオスな #箱根駅伝 おもしろ画像まとめ
ほんと、いっぱい泣きました(ノ∀`)
 
あと、 神奈川の白バイ隊、青山の先導のかたが、 インパルスの堤下さんにそっくりだと話題になってました><
見た人はわかるはず、ほんとそっくり><
 
今年の、第91回箱根駅伝ですが、
青山学院大学の全員がたたきだした脅威の時間は、
10時間49分27秒。
東洋大の記録、10時間51分36秒をうわまわる、すごい数字での、 悲願の初優勝となりました。  
 

 

箱根駅伝を見てると、タスキを途切れさせてはいけないと、
ふらふらになりながら走り込み、最後は力つきてなだれ込む選手も多くいますが、
今年の青山学院の選手たちほとんどが、最後まで走りぬき、
まだ走れるような余裕が見えました。
みんなが調子よく、まだ力が残っていたからこそ、
素晴らしい成績で優勝したのだと思いました。
 

 
そして、最初から言われていた優勝候補5校が、 見事5位までに入ったのです。
 


 
それぞれの人の心を動かす箱根駅伝、
箱根駅伝の魅力は一言では語れない気がします。
 

2016年箱根駅伝は今年も感動とドラマがありました。青山学院39年ぶり完全優勝。

2014年・第90回箱根駅伝はやっぱり感動と波乱の2日間でした
 
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