28年9月20日・台風16号「マラカス」は高知県西部を湖にして去って行きました。
この前のよさこい四万十が18日で良かった。
台風16号を甘くみていました。
”非常に強い台風”から、一瞬”強い台風”になっていたのに、
九州に足をかけ高知県に接近した時には、
また”非常に強い”に変わっていました。
宿毛も清水も中村も大方も、
あちこちで湖のようにかん水しました。
宿毛から中村（四万十）に通勤するのが、
こんなにてこずったのは、ここ20年で初めてのことでした。
雨台風ということで、高知県西部では夜中から猛烈な雨が降りましたが、
風はそんなに強くなく、家がゆらぐことはほとんどありませんでした。
でも、朝の通勤で道路を見て愕然としました。
家からどの道路もかん水で進むことができずに、
迂回に迂回を重ねて行きました。
平田も冠水なので山を通りけんみんに抜けようとしても、
このとおり抜け道がかん水していました。
どの道もかん水でした。
まっすぐ行くと片中。
道路に車が2台、置いてありました。
たぶんもうだめでしょうね、、
ここらへんがつかるのはめったに無いことです。
田んぼが湖にようになっています。
平田から中村に行く道もかん水。
車にとっても良くはない感じになっていました。
朝のとくダネで、国見が映っていましたけど、大変になっていましたね。
これで朝8時半くらいでしたから、中村まで行けるのかと不安になりましたが、
案の定中村までの道はどの道もかん水で通れませんでした。
中村宿毛道路も通行止めだったので、もうどうしようもないので、
三原回って下ノ加江に出ようか、と考えて走っていたら、
三原までの道路が、途中崩れていたり、木や枝がちらばっていたり、
ゴツゴツした石がいっぱい落ちていたりで、
この道もあきらめました。
戻って、高速の入り口近くまでなんとか行ってみようと思って、
川沿いを迂回しました。
病院の裏もこの通り。もう少しで水がきそうでひやひやしたのではないでしょうか。
なんとか迂回して宿毛工業高校前へ。
工業から向こうは湖になってるらしく、救助のボートも出たのがテレビに映っていたようです。
ここがつかるのもほんとうにめずらしい。
高速の通行止めがインターネットで解除になっていても、
いっこうに車が進まず、ちゃんと通れるようになったのがお昼の12時10分でした。
高速から見る景色は大変な状態でした。
稲もまだここらへんは刈ってなかったと思うんだけど、
稲は大丈夫なのでしょうか。
めざましテレビで映ってた川を、反対から見たところです。
ここの川は普段は干上がってるんですけど、もう水がひたひたになっています。
向こう側の道はいたるところが冠水で、
一風は腰のあたりまでつかってたということです。
この自動車専用道路が無ければ今日は中村には行けなかったことになります。
いつも眺めて通る田んぼの風景が湖になっていました。
ここらへんはほとんど稲を刈っていたのでましだったでしょうか。
それにしてもすごい水。
というわけで、今朝の四万十川です。
清水の下ノ加江の川も氾濫し、
大方（黒潮町）の道も冠水しました。
台風16号「マラカス」は、宿毛も中村も、
清水の大方も、あちこちを湖にして、
お昼にはあっという間に去って行ってしまいました。
冠水でしかたなく車を走らせたかたはたくさんいるでしょう。
自分の車がどこまでつかったのか、
タイヤのどのへんまで水があったのか、
心配なかたもいるでしょう。
車は水に浸かると、エンジンやそのほか、
後にいろいろなとこが不調になってきます。
このページが参考になるかと思います。
＞水たまり冠水道路何センチまで車の走行は可能なの？壊れたときの補償はどうなる？めざましテレビより
ごらんになってください。
こんなに冠水で中村にも行けない状態は初めてだから
記録に残したいのと、
朝、遠くから心配して連絡くれたお友達に、
こうだったんだよって伝えたかったからです。
大阪のお友達、千葉のお友達、
いつも心配してくれて、ほんとうにありがとう。
無事、仕事に行けたからね。
着いたのは12時半だったけどｗ
千葉のお友達はこれから降る予報だから気を付けてね。
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